逆玉の輿というと、どうしても昔の人はお金のない男性が女性の家にたかるようなイメージがあり、あまりよく思われてはいませんでした。しかし現代では女性も男性に負けず働くキャリアウーマンも増えており、高収入な人もたくさんいます。そのような女性と男性が結婚することを逆玉の輿や下方婚などとも呼ばれています。女性にとって逆玉はありなのか、またどんな男性がそのような結婚に向いているのでしょうか。

まず結論から、経済力がある女性がそれほど経済力のない男性と結婚することは十分ありでしょう。男性には経済力が必要というのは古い価値観ですし、もちろん無職は困りますが、ある程度の稼ぐ能力を持っているならば、いざというときも全く問題はありません。ポイントは家庭に対する男性の考え方です。稼いでいる人というのは得てして大きな責任のある仕事をしている場合が多く、仕事で疲れて帰ってくるので家庭に癒やしを求めます。そんな時に自分も疲れているからと女性に家事を押し付ける男性は論外です。女性を大黒柱と考え、癒やし、快適な空間を作り出せる能力が求められます。

男性はプライドが高いので、一家の主は自分だという意識が高いですが、逆玉で成功するような男性は女性を大黒柱として尊重できる人です。もちろん卑屈であれば良いわけではなく、旧来の価値観やプライドをを取り去り、自分の役目に徹することができる男性ならば、逆玉だとしても良い家庭を作っていけるでしょう。もちろん女性も稼ぎがあるからといって横暴に振る舞う事のないように、お互いに尊重し合える関係を構築していきましょう。